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広報コンサルタントのつぶやき⑭堺市68万件の情報流出、59歳課長補佐の心理は

2015年12月19日 堺市68万件の情報流出、59歳課長補佐の心理は

12月14日午後4時、竹山修身堺市長は記者会見し、会計室課長補佐(59歳)が市の有権者68万人分の個人情報を持ち出し、外部のレンタルサーバで保管していたことを明らかにして謝罪しました。本人に対しては懲戒免職の上、刑事告訴。上司10名は戒告、市長と副市長は給与の3割返上(1カ月分)。第一報は9月に出ており、今回は処分、責任の取り方の発表でした。59歳ですから若気の至りというわけではありません。課長補佐は売ろうと思っていたようですが、お金が欲しかったということでしょう。定年後の生活が不安だったのかもしれません。しかし、懲戒免職となれば退職金が受け取れません。不安から起こした行動が大きな痛みを伴って自分に返ってきたことになります。職場での日々のコミュニケーションはどうだったのでしょうか。報道からは想像するしかありませんが、職場でお互いがどのような価値観を持っているのか、知っておくことで未然に防げることもあります。困り事や不安が共有できていれば事前にできたことがあると思います。

みなさんの職場は困り事や不安を相談しあえる雰囲気はありますか?

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