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外見リスクマネジメント連載㉒髪型を変える勇気ある?

ビジネスパーソンのための新時代スタイルトレーニング「見た目を整える」第22回 髪型とトータルバランス(保険毎日新聞 2018年7月5日)

広報コンサルタント/日本リスクマネジャー&コンサルタント協会理事 石川慶子

私が定義している外見5つの要素は、表情、ヘアメイク、服装、姿勢、歩き方。本コラムでは、面積が大きく努力で相当改善できる服装、姿勢、歩き方を重点的に紹介してきました。前回は表情筋トレーニングも行い、残すところヘアメイクとなりました。今回は語られることが少ない男性のヘアについてマネジメントのあり方を考えてみたいと思います。

 

意外に大事な前髪

私はショートなのでいつも前髪の作り方に悩みます。まったくイメージが異なるからです。前髪を上げると知的にはなりますが、シワがあるので出したくないのです。このように人には見せたくない部分がありますから、一概にこの髪型がいいとは言えない点が難しい。

トレンドもあります。分け目をつけて固める、オールバックなど髪型はその時代を反映しているともいえます。私は以前映画製作をしていましたので、シーンの合わせた髪型のすり合わせは重要でした。その時代の人らしく見える必要があるからです。

今は分け目をつけずふんわりさせるのがトレンドのようです。この連載コラムの私のプロフィール写真をみていただければわかりますが、上にボリュームを作ります。髪の毛が少なくなってくると分け目を作ると余計に薄さが目立ちますので、ふんわりさせるのは一苦労。

男性の場合、「僕は髪が少ないから美容院必要ないよね」「癖っ毛だからどうしようもないよね」「髪の毛がペタッとしてしまうのでパーマかけてふわっとさせてるけど、結構時間かかるんだよね」「長年通っている散髪屋を変えるのは抵抗あるんだが」「ほとんどないから1000円カットで済ませてるよ。何か問題あるかい?」などなどプロフィール撮影にあたっては、実に様々なつぶやきがあります。

カットは長年同じ美容室に通っているケースがほとんどでそことの関係を断つのは至難です。私自身はどうかというと、この8年ずっと通っていた美容室を半年前に思い切って変えました。理由は、様々なカットを見ることで私の目が肥えたこと、これまでの美容師の感性と私の求める感性にずれを感じたこと、テレビ出演の際にお世話になっている美容室の感性の方がトレンドをつかんでいると感じたからです。外見リスクマネジメントのパートナースタイリストからは、「その髪型いいですね」と褒められました。やはり変えるとわかるようです。何か違和感を持ったら思い切って変えてみるのもよいかもしれません。

髪型は重要ですが、髪型だけではないことも感じていただきたいと思います。掲載している2枚の写真を見比べてください。髪のボリュームはありませんが、前髪を作ることでイメージが変わります。また。髪型だけでなく眼鏡、Vゾーン、袖やチーフなど全体がバランスよくスタイリングされていることがわかると思います。こちらはプロのスタイリストによるコーディテートです。(写真参照)

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