日経新聞本紙にて、吉本興業についてコメント
5時間半は評価
「そもそも弁護士に説明を任せた時点で当事者意識、危機意識が欠如していることが明らか」と指摘するのは危機管理に詳しい広報コンサルタントの石川慶子さん。22日は会見冒頭、弁護士が30分にわたり問題の経緯を説明した。
その後に岡本社長が登壇したが、宮迫さんの処分撤回の理由も不明瞭。「要領を得ない回答もウソやごまかしではなく、本当に分かっていなかったのだろう」
石川さんが唯一評価したのは「5時間半」という会見時間の長さ。「私の経験では2番目に長いかもしれない。気を失わず怒らず5時間半というのはなかなかできないこと」と目を見張る。「記者会見は、しないよりは良かった。1カ月遅れだけど、ここが出発点になればと期待しています」
(2019年7月24日、日経新聞本紙)
なぜこんなに長い会見になったのか、改めて考えてみると、回答が不明瞭だったからです。
質問に対する回答が的を得ていない。だから何度も同じ質問が繰り返される。
さすがにのらりくらりで5時間ももたない。
しかも笑みを浮かべなかった。
5時間以上かけても説明責任を果たしたととはいえないのですが、それでもそこで質問に答えようと最後までねばったことは評価してもよいと感じました。