RKBラジオにて生出演。吉本騒動についてコメント
番組名:仲谷一志・下田文代のよなおし堂
毎週月~金15時から17時30分放送
注目の出来事を振り返り、本音で深掘る「きょうのフカボリ!」
闇営業問題で吉本興業の岡本昭彦社長が昨日、記者会見し、
謝罪しました。しかし、「圧力をかけたつもりはない」「冗談だった」など
歯切れの悪い釈明で古い体質を露呈してしまった形となりました。
広報コンサルタントの石川慶子(いしかわ・けいこ)さんです。
* 昨日の吉本興業の岡本社長の記者会見を見て、どう思いましたか。
→最初に弁護士に話をさせるなど、トップが冒頭コメントすべき。
自らこの危機に全面的に取り組むという姿勢に欠けている。
全体的に主体的な対応ではない。
* 吉本興業が後手後手になってしまったのは、古い体質から来たものですか。
→危機意識の欠如。最初の段階で大変だという認識がない。過小評価した初動判断ミス
危機管理体制が構築できていないことが問題。
* 今回の吉本興業の会見に、芸人たちは非難の声を上げています。
吉本興行は今後、どのような対応すべきでしょうか。
→何が悪かったのか、どこを反省すべきなのか、本質に向き合えば再発防止につながる
まずはしっかり悪かった部分を反省することで次の一歩が見える。
* ジャニーズ事務所も公正取引委員会から注意を受けました。
タレントを抱える事務所が変わる時期ですか。
→抱えているタレントが多いのでかかわる人も多い。
普通の子がタレントになる時代。普通の倫理的感覚が求められる。
期待が高まれば批判も高まる。社会の期待に応える必要がある。
* 岡本社長は資質に欠けますか
→欠けるかどうか私からはコメントできない。
トップとしての立ち居振る舞いというのがある、トップになる前のトレーニングを受ければ
資質は育てられる。通常はそういうトレーニングをする。それも含めて体制構築が必要。
* 仕事の依頼が来たら受けますか
→本気で再発防止に向けて歩みたいという姿勢であれば引き受けます。
(2019年7月23日、RKBラジオにて電話取材対応。生番組)
声だけでも緊張します。録音し忘れました。結構よくしゃべっている自分に驚きます。
予定外の質問もたくさんありましたが、そうゆう変化球は私は楽しめます。
危機時には頭がフル回転しますから、そんな瞬間が結構好きです。