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外見リスクマネジメント連載⑩ハイヒールでの歩き方

ビジネスパーソンのための新時代スタイルトレーニング「見た目を整える」第10回 ハイヒールでかっこよく歩く(保険毎日新聞 2017年7月6日)

広報コンサルタント/日本リスクマネジャー&コンサルタント協会理事 石川慶子

つま先を上げる

前回は正しい立ち方と歩き方の基本を解説しました。今回はパンプスでの歩き方に話を進めます。パンプスを履いてかっこよく歩くのは女性の憧れでもありますが、履きこなすのは案外難しい。自分の歩く姿をみると愕然とするかもしれません。脱げてしまっている人、両足の膝が曲がっている人、腰が落ちて恐る恐る歩いている人、など様々です。一体どうしたら、パンプスを履きこなすことができるのでしょうか。

モデルウォーキング講師鷹松香奈子さんは次のように語っています。「パンプスはかかとが上がった状態なのでどうしても不安定です。普通の靴と足の裏が地面につかない点が異なります。ポイントは3つあります。まず押し出す足(軸足)は脚全体を使って上半身を前脚へ乗せるように押し出す。ポイント2は、足音を1つにするよう意識する。そのためには出した方の足のつま先を上げる。ポイント3は、前の足が伸びるまで降ろさない、つまり伸びてから着地です」。言葉だけではよくわからないと思いますので、今回も動画をつけました。QRコードを読み取って実際に動画をみながらやってみましょう。

ポイントはたった3つといっても、歩きながら3つを思い出すのは難しく感じましたので、私の場合には、つま先を上げる、このことだけを意識しています。ちょっとロボットのような感じになってしまうのですが、運動として考えると心地よいです。また、つま先を上げる意識をもったところ、パンプスが脱げなくなりました。これまで上がっていなかったから脱げてしまっていたということでしょう。

このつま先を上げるコツは、パンプスだけでなく運動靴を履いている年配者にも有効だとわかりました。私の母は現在81歳ですが、歩幅が狭くすりすりと靴を平行にしてするように歩くのでとても遅く、頻繁にバランスを崩します。「つま先を上げる」コツを教えたところ、何度か繰り返した後、感嘆の声をあげました。「ああ、なるほど!つま先を上げると、かかとから落ちるから安定するし、躓かない。前に進める!」すべての人に伝えたいとても重要なコツだと思います。

 

 

持ち歩けば体を守れる

先日、私たちのレッスンスタジオに30代らしき男性がパンプスを持参して参加しました。その方は整体師の方でした。「最近、女性の患者さんがパンプスで足を痛めて通ってくる方が多いんですよ。一体、体にどのような負担がかかっているのか知りたいと思いましてね。それと、パンプスで正しい歩き方をすれば足への負担を減らすことができるのかも確認したいと思いまして。自分の足のサイズにあったパンプスを探すのに一苦労でした(苦笑)。それにしてもこりゃあ、大変だね・・・」溜息のような声が彼から漏れてきました。

そう、それほどパンプスは体への負担が大きく、それは男性の想像をはるかに超えていたのでしょう。私も実はピンヒールというパンプスはレッスンスタジオに通うまで履いたことがありませんでした。とてもじゃないけれどバランスをとる自信がなく躓くのも怖かったからです。そもそもパンプス履いて一日過ごすのはあり得ないと思っていました。ところが、「パンプスは人前に出るときだけでいい。持ち歩けばいい」と理解してから積極的にチャレンジできるようになりました。駅までの往復がパンプスでなくなるだけでも足への負担が格段に減ったと感じます。同じ靴を終日履くことに比べて、「履き替える」ことで足がリフレッシュすることも実感しています。替えの靴は職場のロッカーでもいいでしょうし、カバンに入れて持ち歩いてもいいのではないでしょうか。その際はもちろん「軽さ」がポイントになりますよね。軽くて持ち運びしやすい靴、指に負担がかからない靴があるといいのではないでしょうか。

見た目は大切ですが、体に過度の負担をかけてしまうのでは長続きはしません。パンプスを履くとヒップアップして体も気持ちも緊張して引き締まります。ここぞという場面での演出として使うと仕事にメリハリがつくのではないでしょうか。

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