2010年10月28日、朝日新聞でコメントしました。
公表した方が信頼は高まる
(朝日新聞 2010年10月28日)
-企業の危機管理に詳しい広報コンサルタント石川慶子さんの話-
犠牲者を多く出した重大事故があった同じ場所で起こした事案。たとえ社内の公表の目安に照らして該当していなくとも、柔軟に考え、自発的に公表すべきだった。JR西はこれまで度重なる不祥事で批判を浴び続けた。世間の厳しく冷たい目線をきちんと感じ取っていなかったのではないか。新たな不祥事を公表すれば不信感が募ると恐れるのは間違いで、むしろ信頼は高まるはずだ
(マニュアル通りにしているとこのようなことが起こります。その時々の会社が置かれている状況を見極めて判断する必要があります。ここは広報担当者が普段のメディアとの付き合いの中で感じ取る感性が必要です)