2017年、美術の杜BM vol.43に「絆」掲載

2017年、美術の杜BM vol.43に「絆」掲載

美術評論家、長谷川栄監修~2017 長谷川栄が最も注目するアーティスト誌上展

<評論>長谷川栄

”引波の恐怖にも決して離れないリンク”

3.11はこの世に「地獄」が存在する恐怖を教えた。以前から筆者も双葉町の原始時代の古墳が山頂近くにあるので既に大津波来襲の予感を持っていた。作家は日ごろから列車の連結器のリングが堅固な「絆」を実現していることを感じ、絆のパワーのオブジェという抽象表現でイメージしていたらしい。最近津波の引波の恐怖に注目が集まり、愛する2人が決して離れることのない、希望として強い結びつきの象徴としてこのように描いているようだ。

【絆】油彩 S60 2011