週刊新潮にて、秋篠宮紀子様発言についてコメント
組織のリスクマネイジメントが専門で、広報コンサルタントの石川慶子氏は、「会見を聞いた国民が不安に思うのは仕方のないことだと思います。ご結婚の騒動で、秋篠宮家は今まさにクライシスの渦中にいる。そうした状況では、ダメージを最小限に抑える言葉が必要です。殿下や紀子さまの言葉だけみると、少し冷たく見えてしまうのは否めません。娘に向けた愛情やいたわりの気持ちが、国民に対しても感じられると良かったのにと思います」
石川氏はこう続ける。「皇族に限らず、結婚問題とはナイーブなものですし、すぐ解決できるものではありません。親子関係に悩む人も多い昨今、紀子さまのお母様としての慈しみの言葉があれば、同じ状遇にある人々も励まされ、ご一家を応援したいという声も出てくる。そうした国民の期待に寄り添うことよりも、今回はご夫妻の本音が少し勝ってしまった印象です」
(2019年7月4日号の週刊新潮)