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外見リスクマネジメント連載①伝わる力

ビジネスパーソンのための新時代スタイルトレーニング「見た目を整える」第1回 外見リスクをマネジメント(保険毎日新聞 2016年10月6日)

写真、図は全て省略。本文一部は加筆修正。

広報コンサルタント/日本リスクマネジャー&コンサルタント協会理事 石川慶子

 

日本リスクマネジャー&コンサルタント協会(以下RMCA)は、資格発行やセミナー、認定講師教育などで20年以上前からリスクマネジメントの普及啓発に努めており、現在は組織だけでなく個人のセルフマネジメントも定着させるべく取り組みを推進しております。そうした中では、近年、顧客に好印象を与えるための社員の身だしなみや体づくりが求められており、保険業界においても取り組みを実践する保険会社や保険代理店が増えてきております。そこで本コラムは、特に対人接触機会が多い営業マンや経営者の方を意識し、一人一人が毎日無理なく楽しく実践できる外見リスクマネジメントをRMCA会員が交代で執筆していきます。

伝わる力の3V法則

タイトルを見てびっくりした方は多いかもしれません。「外見なんてものは持って生まれたものだからどうにもならないよ。それをリスクというのはけしからん」と思った方は少なからずいるのではないでしょうか。どうぞ、先走らないでください。まずは「外見とは何か」を考えてみましょう。コミュニケーションの際に影響を与える要素としての考え方なので、ここでは表情、ヘアメイク、姿勢、動き、服装のことになります。つまり生まれつきのものではないということです。

私は広報コンサルタントとして経営者や現場担当者にメディアの取材設定をする仕事を日常的にしていますが、「説明の中身は素晴らしいのに、外見と一致していない。もったいない」と感じることがしばしばあります。不安な方には、カメラを通して自分を客観視する訓練「メディアトレーニング」を行います。ビデオの中の自分を見ると発言の中身よりも、「姿勢が悪い、手の動きが気になる」「何かだらしなく見えるのはなぜか」といった感想を語る方がやはり多いのです。それだけ人は視覚情報に左右されるということではないでしょうか。

これを分かりやすく説明した法則があります。伝わる力は、外見55%、声38%、言葉7%。俗にいう「メラビアンの法則」でVisual、Voice、VerbalのVをとって3V法則ともいわれています。この外見を構成する要素が、表情、ヘアメイク、姿勢、動き、服装となります。

仕事の質と外見を一致させる

外見リスクマネジメントは、私が2015年に提唱した考え方で、仕事の質の高さと外見が一致していない状況をリスクと捉え、そのギャップを埋める自己変革のマネジメントです。

「外見に気を遣うなんて軽いことができるか。中身で勝負だろう」と思っている方、仕事の質の高さを一目で分かるようにした方がビジネスは早く進むと思いませんか。「今さら外見なんて、もうどうにもならないよ」という方、あきらめないでください。今まで多くの方々を大変身させてきましたので最後までついてきてください。必ず評判は高まります。「単なるおしゃれの話だろう。かっこよくなると目立って浮いてしまうよ」という方、一人だけの秘密にしないで、周囲の皆さんにやり方を伝授してください。会話の幅も広がりますし、何よりもお得な情報ありがとう、と感謝され、豊かな気持ちになります。コラムで伝授した内容を実践している方を見つけたら、どうぞ声を掛け合ってみてください。皆さんのコミュニケーションが広がることを願いながら、執筆を進めていきたいと思います。内容は、服装、歩き方などについて複数回にわたって、各分野の専門家のコメントを交えながら細かいテクニックを解説していきます。次回は、誰でもすぐにできるビジネススーツの着こなし方です。

https://rmcaj.net/_userdata/style/b01_161006p11.pdf

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