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広報コンサルタントのつぶやき⑬マタハラ訴訟逆転勝訴の意味を考える

2015年11月21日 マタハラ訴訟逆転勝訴の意味を考える

11月17日、広島高裁は「妊娠で降格は男女雇用機会均等法に違反」の判決を示しました。病院勤務の女性が提訴し、1審、2審では女性の主張が退かれたものの、最高裁が「妊娠での降格は原則禁止」の初判断を示し、今回差し戻し控訴審判決となった経緯をみると、揺れ動いた末の判決だったことがわかります。今後は雇用主が負担軽減のためという善意の気持ちであっても本人が希望していない場合には違法になるということです。あるいは、降格をその時には承諾していても後から「あれは追い込まれて仕方なく承知したのだ」と訴えられる可能性もあります。私自身は2回出産を経験していますが、いずれも責任ある立場でしたので降格もなにもなく、出産日直前まで部下やクライアント対応をメールや電話でしていました。よく話し合いをして双方が納得する働き方を考えたいものです。

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