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広報コンサルタントのつぶやき⑦謝罪しているのに批判されるのは?

2015年4月28日 謝罪しているのに批判されるのはなぜ?

この半年で多くの女性リーダーの謝罪が数多く報道されました。議員だけでも相当数です。小渕優子、松島みどり、上西小百合、中川郁子、片山さつきの5名。企業ではマクドナルドのカサノバ社長。ここに着目したのはフジテレビの情報番組「直撃LIVEグッディ」。番組ディレクターから解説を依頼され、13日にスタジオ出演してコメントしました。
危機管理とは、起きてしまった後のダメージを最小限にするマネジメントです。ここで失敗するとダメージは広がります。典型的な失敗が謝罪の失敗です。一般国民は事実関係がよくわかりませんから、判断基準は、反省しているように見えるかどうか、です。言葉だけでは伝わりませんから全身で表現する必要があります。髪はすっきりさせる、メイクは控えめ、アクセサリーは外す、スーツは紺、インナーは白。出来ていたのは小渕さんだけ。自分としては控えめにしたつもりでも、国民から見ると謝罪なのに派手すぎる、反省していない、と見えます。
危機管理広報の専門家が組織に不在なので的確なアドバイスができる体制がないことが一番の問題です。これでは女性リーダーが足をすくわれてしまいます。女性リーダーを支える組織的なバックアップ体制が必要です。

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