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広報コンサルタントのつぶやき④典型的なクライシスコミュニケーション失敗事例

2015年1月27日 典型的な失敗事例~マクドナルドの異物混入事件~

2015年1月7日、日本マクドナルドはチキンマックナゲットなどから異物がみつかったことを受け、釈明の記者会見を開きました。この時の対応が非難されています。主な理由は2つです。カサノバ社長が出てこなかったこと、記者会見での態度が真摯ではないとのことからです。7日の記者会見時にリリースが出ておらず、1月14日になってようやく調査結果と7日の会見での対応についてお詫びが出ています。社内の公表基準には当たらないとの判断からこのような対応になったと説明しています。この世論の厳しさの背後には、同社が昨年7月中国の工場で期限切れ鶏肉を使ったことがセンセーショナルに報道されたことが、「またか」の印象を与えたといえます。マニュアル通りの公表基準では現実問題を乗り越えることができないのです。自分たちが置かれている立場、状況判断を厳しい目でする必要があるでしょう。

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